理念・基本方針
新橋病院の基本理念
- 患者さんに喜ばれる医療を目指す
- 患者さん中心の医療を推進する
- 地域に根ざした地域に貢献する医療を目指す
- 良質な医療・良質なサービスの提供
- 医療は人助けである
- 医療は困った人を助けることが第一であり、損得(営利目的)で行うのではない
- 内容の充実した医療を行うこと
- 地域医療に努め、地域の方々に満足してもらえるように努める
- 患者さんに満足してもらえる病院
- 患者さんに信頼される病院
- 患者さんに安心感を与えられる病院
当院での医療安全への取組み
- 新橋病院では適切な医療と、患者さんの安全確保を推進するために医療安全管理委員会を設置しています。
- 医療安全管理委員会では毎月1回、委員会を開催し、医療安全に関わる報告や、事例および安全管理対策の検討を実施しています。
- 医療安全管理委員は各部署の医療安全推進者により構成され、各部署における問題点の収集および委員会における決定事項の周知を円滑に実施できる体制となっています。
- 全職員を対象とした医療安全研修を毎年2回開催し、医療安全に関わる職員の意識、知識および技術の向上をはかっています。
- 重篤な事故が発生した場合においては、患者さんおよびご家族へ誠実な対応をとるとともに、病院管理者および医療安全管理者が中心となって社会的な責任をふまえた対応、事故の原因分析などを行います。
- 事故の重篤さに関わらず、また医療事故に至らなかったインシデント事例においても積極的に分析することで、事故の再発予防を推進します。
- 職員の適切な態度および丁寧な接遇が医療事故の抑止力を担うものとし、患者さんおよびご家族が相談しやすい環境を整備することに努め、事故の未然防止を推進します。
- 地域の医療機関として、地域の皆さんが安心して受診、相談のできる病院を目指します。
院内感染対策に関する取組み
新橋病院では超微粒子除菌剤噴霧機ジェットパーフェクターを各部署や廊下に設置しています。
ジェットパーフェクターは、除菌剤をタイマーにて自動的に噴霧し、1台で100平方メートル(約30坪)の部屋を除菌・消臭することができます。
除菌剤は5~10ミクロンの超微粒子となり、霧のように天井や壁、床の微細部分まで行き渡り除菌します。
また除菌剤の主成分はグレープフルーツの種子から抽出した天然由来の抗菌製剤で食品添加物として認められている安全性の高い物を使用しています。
主な効果
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- 感染症原因菌の除去
- 感染症胃腸炎(ノロウイルス)・病原大腸菌・腸炎ビブリオ・黄色ブドウ球菌や腐敗細菌・真菌類・サルモネラ菌・大腸菌・カビ菌、インフルエンザウイルスなどへの抑制効果があります。
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- 消臭
- 室内、トイレなどから悪臭を除去し、同時に除菌します。
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- 空気清浄
- ジェットパーフェクターから噴出される微粒子は空気中に漂う塵埃・細菌などを除去し空気をきれいにします。
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- カビの防止
- 定期的な薬剤噴射により、カビの発生を防止します。
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- 身の回りの雑菌除去
- 着衣、身体などに付着した細菌類を駆除します。
大規模災害への備え
新橋病院では災害対策に力を入れています。
地域の医療を守るためには人・物・場所・情報が不可欠です。
さまざまな災害にも逸早く対応できるように以下の備えがあります。
地震対策
- 建設時に地盤強化のために多くの杭を打ってあります。
- すべての建物に耐震性があります。(新耐震基準)
- 横揺れや避難のときに有利な平屋および屋上のある2階建ての建物です。
停電対策
- 非常用発電装置(自家発電)が7基あり、照明だけでなくさまざまな医療機器を使用できます。
- ガスヒートポンプ方式のエアコンを導入しているので停電時でもエアコンが使用できます。
断水対策
- 貯水槽が3基あり有効容量は合計で141tあります。
- 貯水槽とは別に井戸水が使用可能で1時間あたり10tの水量があります。
その他
- 薬剤は通常業務で約1週間分の備蓄
- 血液透析の物品は通常業務で約1ヶ月分の備蓄
- 3900食の非常食(130人10日分)
- 酸素ガスはCEシステム(充填量3.000m3)
- 院内完全LED照明
- 敷地内デイケアにて60畳のフリースペース
- 衛星電話(ワイドスターⅡ)
- LTE方式のトランシーバ(SK-3000)